NetBeans12のインストール方法とメニューなどのフォントサイズ調整
JDKとNetBeans12は、昔のNetbeans8までのような簡単なインストーラが提供されていません。
また、インストールしたそのままだとメニューが英語だったりメニューの文字サイズが
小さくて見にくかったりします。ここではインストール方法などについて解説します。
1. 必要なファイルのダウンロード
OpenJDKのZipファイル (https://jdk.java.net/16/)
openjdk-16.0.1_windows-x64_bin.zip
Netbeansのインストールファイル (https://netbeans.apache.org/download/index.html)
Apache-NetBeans-12.3-bin-windows-x64.exe
Netbeans日本語化プラグインファイル
(https://github.com/junichi11/netbeans-translations-ja/releases/tag/v0.0.1)
org-apache-netbeans-localise-ja-0.0.1-build-with-nb113.nbm
以上のファイルをダウンロードしておく。バージョンは現時点のものなので、サイトのアドレスやファイル名は変化します。
2. OpenJDKのインストール
OpenJDKのファイルは必要なファイルがパックされているものであり、インストーラはありません。解凍し、C:\Program Files\Java\jdk16.0.1 に解凍したファイルをすべて保存します。解凍の仕方がわからない方は、自分で調べてみてください。
3. Netbeansのインストール
こちらはインストーラであり、実行形式ファイルです。実行するとインストールを行ってくれます。Netbeansの実行に必要なJavaのファイルがある場所を指定する必要があります。上でインストールしたOpenJDKの場所を指定します。
メニューなどのフォントサイズが高解像度のシステムでは小さくて見えにくい場合があるので、必要なら以下の方法でメニューなどのサイズを変更できます。
まずNetbeansのショートカットをデスクトップ上に作成し、プロパティ→リンク先 の最後に
"C:\Program Files (x86)\NetBeans-12.3\netbeans\bin\netbeans64.exe" --fontsize 18
のようにフォントサイズを数値で指定できます。このアイコンから起動するとフォントサイズを変更できます。
4. 日本語化プラグインファイルをC:\Program Files (x86)\NetBeans-12.3(Netbeansのインストール場所)に移動します。次にNetbeansを起動し、メニューの Tools→Plugins からDownloadedタブを選択し、Add Pluginsボタンをクリックして「Japanese Translation」をリストに加え、Installボタンをクリックしてインストールします。画面に従ってデフォルトで進めて大丈夫です。Netbeansを再起動すると、日本語化されています。
5. オプション→Java→Java Shell でJavaプラットフォームをJDK16に設定しておきましょう。
6. プロジェクの新規作成をしておきます。以前のNetbeans例えばNetbeans8.2でのやり方をそのまま踏襲したいときは、カテゴリにはJava With Antを選択します。その他は以前のやり方とほぼ同じようにできます。