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M. Kom. (kom9kmail@gmail.com)
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Libre Office Basic マクロ

オプションボタン(ラジオボタン)の利用方法のサンプルです。
StarOffice Basicの資料を見ると、オプションボタンのグループ化について、ややこしい方法が 書かれているものがあります。現在のLibreOffice Basicではダイアログエディタでグループ化する オプションボタンをグループボックス内に配置すればそれでグループ化され、どれか一つのボタンが 排他的に選択されます。このとき、 (オプションボタンオブジェクト).State に入る値の型はBooleanとなっています。ですから、現在のLibreOffice では、オプションボタンはごく一般的な感覚で使えることがわかります。

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以下のサンプルではダイアログとしてRadioBtnTestDlgを用意し、その上にオプションボタンとして Option1, Option2, Option3の3個を配置し、そのほかに TextField1を結果表示用に、実行開始のためにボタン(CommandButton1)を配置し、ボタンは実行時イベントとして RadioBtnAction()を指定しています。
オプションボタンは3つをグループボックス内に入れています。
RadioBtnTest()を実行し、ボタンをクリックすると、その時に選択されていた オプションボタンがテキストフィールドに表示されます。
オプションボタンが選択されているかどうかのチェックは、
if oOpt1.State=True then
のように行います。

オプションボタンマクロの入ったCalcドキュメントファイルはこちら

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Dim oOpt1 as Object
Dim oOpt2 as Object
Dim oOpt3 as Object
Dim oTextField as Object

Sub RadioBtnTest()
    Dlg = CreateUnoDialog(DialogLibraries.Standard.RadioBtnTestDlg)
    oOpt1 = Dlg.getControl("Option1") 
    oOpt2 = Dlg.getControl("Option2") 
    oOpt3 = Dlg.getControl("Option3") 
    oTextField = Dlg.getControl("TextField1") 
    oOpt1.State=True
    Dlg.execute()     'フォームを表示する
End Sub

Sub RadioBtnAction()
    if  oOpt1.State=True then  
        oTextField.Text = "Option1 Selected"
    elseif oOpt2.State=True then 
        oTextField.Text = "Option2 Selected"
    elseif  oOpt3.State=True  then 
        oTextField.Text = "Option3 Selected"
    end if
End Sub

画像は、マクロ実行時のダイアログです。Option2が選択され、テキストフィールド内にその表示ができています。

fig

Option Button Usage

Kom., 2013